オススメ度★★☆☆☆
読み始めたんだけど、登場人物が多くてどう収束するのか心配になりました。
普通はまずあらすじを書くのでしょうが、ネタバレありとうたっているので、省略。だって文庫本の裏表紙に書いてあったあらすじだって何いってんのか全然わからなかったもん。
大学教授、映画監督、年の離れた夫婦、刑事、大学生くらいの男女、その父親、ボディガード、秘書、温泉の人、、途中までは何がどうつながっているのかわかりません。少なくとも私にはそうでした。
最初から順番に読んでいて違和感があったのは、本格推理小説みたいで東野圭吾臭が全くしなかったこと。後半はSF小説みたいやし。
東野作品は最後にほろっとさせられて少し泣いちゃってというのが多いと思うのですが、この作品は読後感もよくなかった。だけど他の方の書評を見てみると「久々の当たり」とかあったので、人によると思います。
実の父親が健康な実の娘の脳に手術を施したり、また別の父親は家族皆殺しを企てて実際に妻と娘が死亡、息子は植物状態。しかし息子は驚異的な回復を見せる、とか現実味が薄い。だけど「秘密」かって現実味ないけど東野圭吾の見事な筆さばきで感動させられる。だから別の路線の実験的な小説なのかなぁと思いました。
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