サザンオールスターズ41周年記念!シングル全曲紹介

サザンオールスターズは1978年6月25日にデビューしました。その時メンバーの大半は青山学院大学の学生でした。
今では前期高齢者バンドかもしれませんが、彼らにも若い日々がありました。是非そんな若々しいサウンドを楽しんでいただけたらうれしいです。

誠に僭越ながら、私の曲への思いをS、A、B、Cで表わしてみようと思います。
S、大好きで今聴いても心が激しく揺さぶられる
A、大好き
B、好き
C、私はあまり好きではない
このランク付けは正しいとかではなくて、あくまでも私の趣味ですので参考程度に。

お待たせ致しました。では、どうぞ!

「勝手にシンドバッド」1978.6 S
衝撃のデビュー曲。小学5年だった私の心臓を思い切り捕まれた気がしました。ここからずっとファンです。

「気分しだいで責めないで」1979.11 A
デビュー曲がヒットしたので、その路線で頼むわみたいなことがきっとあっての曲じゃないかと思います。その分デビュー曲よりは新鮮さが薄れているかもしれません。

「いとしのエリー」1979.3 B
コミックバンド(例ドリフターズ)みたいな扱いだったサザンがこんな素敵なバラードを出したということで、みんな騒然としました。ここからプロとしてのキャリアのスタートだったかもしれません。

「思い過ごしも恋のうち」1979.7 B
また賑やか路線に戻りました。ブラスやストリングスをたっぷり使った曲です。

「C調言葉に御用心」1979.10 A
文字で表わすのが難しいですが、普通のテンポであまり盛り上がりもない、でもいい曲です。

「涙のアベニュー」1980.2 S
この曲からTVに出なくなったので知らない人多いかも。もう出だしからぐっとくる上に、さらに別メロのサビがあるという贅沢な名曲。

「恋するマンスリー・ディ」1980.3 C
(この頃は)恋人であるサザンのメンバー原由子の生理を歌った曲。この曲によると原坊も私と一緒で、生理は重かったんやなと。

「いなせなロコモーション」1980.5 S
もし「サザンの中で一番好きな曲を挙げよ」と聞かれたらこの曲。私の人生にはなかった華やかな10代。古き良きアメリカ。

「ジャズマン」1980.6 A
ジャズには詳しくないですが、この曲はスウィング・ジャズだそうです。明るい曲で私は好きです。

「わすれじのレイド・バック」1980.7 B
ゆったりとした曲。歌詞が「俺をとろかせる女でいてよ」とか男が上から目線なところがキライです。

「シャ・ラ・ラ」1980.11 B
桑田さんと原坊のデュエット曲。メロディも素敵です。この曲でもBなのか!と自分で驚く。

「Big Star Blues(ビッグスターの悲劇)」1981.6 A
「ちょっと待って下さいねーちゃん」で始まるおどけた曲。なんかこんな人いそうだなぁと感じさせます。

「栞のテーマ」1981.9 A
美しいメロディライン。サビがいつまでも歌えてしまうような、歌って気持ちのいい曲。

「チャコの海岸物語」1982.1 B
長らくTVに出ていなかったサザンが満を持して登場。「僕たちは売れたい!」と若手芸人のような魂の叫び。桑田さん曰く、トシちゃん(田原俊彦)の歌い方を真似したそうです。

「匂艶THE NIGHT CLUB」1982.5 B
まだまだ子どもだった私には刺激の強い、大人の歌だと思えました。特に歌詞。

「Ya Ya(あの時代を忘れない)」1982.10 B
大学時代のサークル「ベターディズ」の思い出を歌った曲。私にはライブ中に「ザ・ベストテン」の中継が入って興奮した思い出の曲。

「ボディ・スペシャルⅡ」1983.3 B
サザンにはなくてはならない(私はなくてもいいけど)エロの要素が濃厚なノリのいい曲。

「EMANON」1983.7 B
透明感があっておしゃれな曲。ちょっとサザンにしては異色な気がします。

「東京シャッフル」1983.7 A
昭和20年代の戦後モダン歌謡に近しいそうです。私はこの曲を聴いたら踊らずにはいられません。

「ミス・ブランニュー・ディ」1984.6 B
これは結構ヒットしたと思います。まだバブル時代は来ていないけど、バブル期の女性の愚かさを歌った曲のように思います。

「Tarako」1984.10 A
全編英語の曲。題名は食べ物のたらこだと思うけど、歌詞の意味はわかりません。でもメロディが好きです。

「ByeBye My Love」1985.5 B
私はBにしましたが、サザンらしい歌詞、サザンらしいメロディだと思います。

「メロディ」1985.8 S
ゆったりしたメロディで男女の別離を歌い上げる。カラオケで歌うには難しいです。

「みんなのうた」1988.6 A
明るくて希望に満ちた曲ですよ。でも私はこの頃1度目の結婚をして嫁のつらさに毎日泣いていました。だから私には悲しい歌です。

「女神達への情歌」1989.4 S
幻の名番組「夢で逢えたら」の主題歌でした。だるそうなメロディラインがとても好き。

「さよならベイビー」1989.6 B
映画「彼女が水着に着替えたら」の主題歌だったそうです。知らなかった!桑田さんの声が映えるしっとりした曲です。

「フリフリ’65」1989.11 A
60年代のバンドサウンドを意識して作られた曲だそうです。この曲も私は踊っちゃいます。

「真夏の果実」1990.7 A
歌詞が秀逸だと思います。「マイナス100度の太陽」とか。しっとりした曲です。

「ネオ・ブラボー!!」1991.7 C
TBSのニュースのテーマ曲でした。明るい、陰のない曲です。

「シュラバ★ラ★バンバ」1992.7 A
特に好きな曲ではなかったのですが、今年のライブでバブリーダンスを踊ったのが楽し過ぎてAを獲得しました。

「涙のキッス」1992.7 A
切ない曲。ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主題歌。私が思うにこの曲は「冬彦さん」の気持ちを歌ってると思うんです。

「エロティカ・セブン」1993.7 B
ドラマ「悪魔のKISS」の主題歌。この曲は男性に人気な気がします。私はそれほど。。

「素敵なバーディー」1993.7 A
ロッカ・バラードな曲だそうです。懐かしいような胸がキュッとするような名曲です。

「クリスマス・ラブ」1993.11 A
KUWATA BANDの「MERRY X’MAS IN SUMMER」と聴き比べるとこちらがいかにもクリスマスかなと思います。でも定着しなかったなぁ。

「マンピーのG★SPOT」1995.5 C
この曲を歌うときは必ずゴージャスなハゲヅラをかぶります。エロというより下品であまり好きではありません。

「あなただけを」1995.7 A
CMとかドラマのタイアップがなかったからか、いい曲なのにあまり知られていない気がします。

「愛の言霊」1996.5 S
何もかもが最高です。始めから終わりまでずっと聴きどころです。私はこの曲で桑田さんの才能は絞りつくしたと勝手に思いました。

「太陽は罪な奴」1996.6 B
夏らしい、素直な曲。ブラスも効いています。

「01MESSENGER~電子狂の詩~」1997.8 C
何しろ私は桑田さんの才能が終わったと思ってますから、この曲もおじさんが無理して若者ぶってる曲に思えてしまいました。

「Blues HEAVEN」1997.11 B
占い屋さんでかかっているような不思議テイストな曲。この曲を1位にあげる男性もいました。

「LOVE AFFAIR~秘密のデート」1998.2 B
不倫してる男性の気持ちを歌にしたんです。それでメランコリックなことを考えイチャイチャし、結婚する気はないというサイテーな男です。桑田さんは不倫経験あるのかな?

「PARADISE」1998.7 B
この曲が発売された当時はあまりサザンらしくない、無理をしたサウンドだと思いました。しかし今聴いてみると、確かにサザンのメロディであると思い知らされました。

「イエローマン~星の王子様~」1999.3 B
悪くないんです。ないんですけど、盛り上がる曲なので必ずライブでやるのです。それも「マンピーのG★SPOT」とセットで。その演出に飽きてしまったのです。

「TSUNAMI」2000.1 B
この曲「世界でひとつだけの花」に抜かされるまで、総売上1位だったんです。もちろんいい歌なのですが、そこまでいいですか?他にもいい曲いっぱいありますよね?という気分なのです。

「HOTEL PACIFIC」2000.7 A
ノリノリで盛り上がる曲です。パシフィックホテルは今は経営していませんが、実在したホテルだそうです。

「この青い空、みどり」2000.11 C
この曲の記憶がないほどに好きではありませんでした。今聴き直したらそこまで嫌わなくても、とも思うのですが、桑田さんご本人が「気にいらねぇんだよ」とおっしゃていたので、やはりCですね。

「涙の海で抱かれたい」2003.7 A
確かMVに小池栄子が出演していたと思います。人魚の役です。桑田サウンドみたいなものが確立されてきて、この曲はその代表例だとおもいます。

「彩~Aja~」2003.7 A
この曲も私の意識から消えていた曲なのですが、今年のライブで生歌を聴いて「ええ曲やーん」と思ってしまいました。これも桑田サウンドだと思いますね。

「君こそスターだ」2004.7 A
爽やかな歌ですよ。2020東京オリンピックの主題歌にいかがですか?

「愛と欲望の日々」2004.11 A
ドラマ「大奥」の主題歌。財前教授の総回診よろしく女達がとりどりの着物で廊下を歩くのがオープニングなんですが、全く合わなそうなこの曲が流れると、えらく格好がいいのです。

「BOHBO No,5」2005.7 C
これもエロの曲ですね。私にとってはあってもいいけどなくてもいい曲です。

「DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~」2006.8 B
さらばっていってるけど、どちかかといえば夏のど真ん中のビーチで聴きたいです。ちょっと懐かしめのサウンド。

「I AM YOUR SINGER」2008.8 A
「離ればなれの時も大好きだよと」ファンはこの曲を聴いて絶対サザン解散するわ、解散する・・と気が狂いそうになりました。だから泣くような曲ではないのですが、大泣きします。

「ピースとハイライト」2013.8 C
左翼っぽいお花畑ソングです。わりと子どもっぽいメロディです。歌詞にも「絵空事かな?」「おとぎ話かな?」と出てくるので作詞の桑田さんもよくわかっているのだと思います。

「東京VICTORY」2014.9 A
今スバルのCMソングに使われているけど、そんな一企業が独占したらダメです。この曲こそ2020東京オリンピックにふさわしいと思いますよ。

「闘う戦士たちへ愛を込めて」2018.6 A
24時間戦えますか?みたいなモーレツ(死語)サラリーマンが未だに生息しており、その人たちにとても刺さる曲だそうです。

「壮年JUNP」2018.7 C
三ツ矢サイダーのCM曲。CMのために無理矢理作りました感が私にはするんです。それに昨年のCMで使われていた「やみつだーさいの歌」がとっても爽やかで好きなのです。

いかがでしたか?40年を文字にするとこんなボリュームになってしまいました。でもこれはシングルだけで、この何倍もの曲がスタンバイしています。いつかアルバム曲やソロ曲にもチャレンジしてみたいと思います。ありがとうございました。

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